英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第5章-1「スニーコスコープ」

スニーコスコープは、untrustworthy「あやしげな」「うさんくさい」人物を感知すると、笛のような警告音で教えてくれる道具。

それってスニーコスコープ?

‘Is that a Sneakoscope?’ said Hermione interestedly, standing up for a better look.
‘Yeah … mind you, it’s a very cheap one,’ Ron said. ‘It went haywire just as I was tying it to Errol’s leg to send it to Harry.’
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.61 Lines 2 to 5

ロンがハリーにあげたスニーコスコープに興味津々のハーマイオニー。

後半のロンのセリフ

‘It went haywire just as I was tying it to Errol’s leg to send it to Harry.’

は、日本語版ハリポタでは、

「エロールの脚にハリーへの手紙を括りつけようとしたら、メッチャ回ったもの」
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人, P.101

と、「手紙を括りつけようとした」ことになってますが、どこからそうなるのかな??

原文を読む限り、スニーコスコープを届けるために、エロールの脚に「スニーコスコープを括りつけようとした」だけではないかと思われまする。

Sneakoscope

ここで出てくるスニーコスコープは、ロンがエジプト土産にハリーに買った安物。

そのせいか、3人はヒューヒュー鳴ってるスニーコスコープの警告を無視してしまいますが、実はスキャバーズのせいだったのかも!?

だってスキャバーズは・・・ゴニョゴニョ。
いまさら隠さなくても、知らない人なんていないでしょうけどね(笑)

参考:
Sneakoscope – The Harry Potter Lexicon

でも、ホグズミードってとってもおもしろいところなんでしょう?

But Hogsmeade’s a very interesting place, isn’t it?’ Hermione pressed on eagerly.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.61 Lines -11, -10

ロンの話に乗っかって、ハーマイオニーがホグズミードを推してくシーン(ハリーの気も知らず)。

but は written English (書き言葉)では文頭に置いてはいけないというルールがありますが、コトバンクによると…

ふつう文頭にbutはこないが, 会話などでは相手の発言に反対する[追加する]ときや, 話題の転換を示したい場合は文頭にくることがある
butの意味 – 英和辞典 – コトバンク

ここで使われている but は「でも・しかし」といよりは、追加の方の、「いや、ほんと」くらいのニュアンスかも知れませんね。

なおホグズミードについては、こちらで語源についてとりあげてマス!

英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第10章-6「ホグズミードの語源」
hog と meade で Hogsmeade ホグズミード。hog はブタ、meade は牧草地のことなので、ホグズミードとは「ブタの牧草地」を意味します。

なにか食べたほうがよさそうに見えるけど

‘D’you think we should wake him up?’ Ron asked awkwardly, nodding towards Professor Lupin. ‘He looks like he could do with some food.’
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.63 Lines 2 to 4

ロンが、くたびれ果てて見えるルーピン先生を心配して。

could do with は「~が欲しい」「~が必要だ」などの意味です。
ハリポタで学ぶ! could do withの意味と使い方

「大丈夫よ、嬢ちゃん」 大きな魔女鍋スポンジケーキを一山ハリーに渡しながら、魔女が言った

‘Don’t worry, dear,’ said the witch, as she handed Harry a large stack of Cauldron Cakes.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.63 Lines 2 to 4

タイトルは日本語版ハリポタからの引用です。

Cauldron Cakes は『ハリー・ポッターと賢者の石』では、「大鍋ケーキ」でしたけどね~。

そのかわり、バーティー・ボッツの百味ビーンズだの、ドルーブルの風船ガムだの、蛙チョコレート、かぼちゃパイ、大鍋ケーキ、杖型甘草あめ、それに今までハリーが一度も見たことがないような不思議なものがたくさんあった。
ハリー・ポッターと賢者の石, P.152