Oracula Sibyllina

英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第16章-3「トレローニー教授の第二の予言」

第16章の原題は単に Professor Trelawney’s Prediction ですが、ここでなされるトレローニー教授の予言は2番目にあたります。

最初の予言は、そこからさかのぼること14年前!

決して彼女がフェイクだからではありませんよぉ。真の芸術家(予言者)は寡作なのです(`・ω・´)

 

と、シビルファンとしては思いたい・・・(-ω-)

本物の予言者としての素質

‘She says I’ve got all the makings of a true Seer,’ she informed Harry and Ron.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.236 Lines -11, -10

自分の信奉者であるパーバティには安易に太鼓判を押している(かのように見えるだけの)トレローニー教授。

makings of ~とくれば「メイキング・オブ・~」に自動変換してしまう脳。でもよくよく辞書を見ると「要素」「素質」という意味があります。

the makings of と複数形なのも見分けるポイントになりそうです。

渦巻く白い霧以外に何か見えますようにと、必死で見つめた

Harry bent over the crystal ball and stared, stared as hard as he could, willing it to show him something other than swirling white fog, but nothing happened.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.237 Lines 14 to 16

一番最後にトレローニー教授に名前を呼ばれ、必死に水晶玉を見つめるハリー。

ここで使われている will は他動詞としての will で、「~に・・・させようとする」という意味です。

今夜、真夜中になる前、その召使は自由の身となり、ご主人様のもとに馳せ参ずるであろう

‘The Dark Lord lies alone and friendless, abandoned by his followers. His servant has been chained these twelve years. Tonight, before midnight, the servant will break free and set out to rejoin his master. … (snip)
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.238 Lines 14 to 16

「占い学」の実技試験も終わり、帰りかけたハリーの後ろから荒々しい声が・・・。

予言の時系列

この第二の予言がハリーの前でなされたのが1994年6月6日。

第一の予言については『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、1996年6月19日の朝、ダンブルドアが当時のことを回想するシーンが描かれています。このときのダンブルドアの発言によると「第一の予言がなされたのは16年前」、つまり1980年です。

これで第一と第二の予言の間が14年という計算になります~

あたくし、そこまでとてつもないことを予言するほど厚かましくございませんことよ!

I would certainly not presume to predict anything quite as far-fetched as that!
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.238 Lines-7, -6

トランス状態で、「第二の予言」のことはまったく覚えていないトレローニー教授。

presume to do は、否定文・疑問文で「あえて~する」という意味です。

タイトルは日本語版ハリポタからの引用です。

あたくし、そこまでとてつもないことを予言するほど厚かましくございませんことよ!
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人, P.420