Nyx, Night Goddess

英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第17章-1「ルーモスとノックス」

ルーモス lumos は言わずと知れた、杖の先に明かりを灯す呪文。

ノックス nox は逆に杖先の明かりを消すための呪文で、ギリシア神話の夜の女神「ニュクス」がその語源だそうです。

参考:
Wand-Extinguishing Charm | Harry Potter Wiki

いやまぁ、上記に書かれている通り、単にラテン語の nox (日本語で「夜」の意味)つながりなだけかもですが、神話の女神が語源だというほうがいい感じですよねっ(*´-`)

「ノックス、消えよ!」と同時にささやくと、二人の杖の先の明かりが消えた

They reached the dark landing.
Nox,’ they whispered together, and the lights at the end of their wands went out.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.248 Lines 13 to 15

グリム(犬に化けたシリウス・ブラック)に引きずられていったロンを追って、『叫びの屋敷』までやってきたハリーとハーマイオニー。

ノックスはルーモスで杖先に灯した明かりを消すための呪文。ホグワーツでは1年生のときに「闇の魔術の防衛術」で習うことになってますが、物語の中では初登場ですね!

ルーモスが初めて登場したのは・・・

ルーモスは1作目から使われてたのかな? と思って探してみると、意外なことに2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第15章 アラゴグが初めてでした。

アズカバンに投獄されてしまったハグリッドの残した言葉「クモの跡を追え」に従って、ハリーとロンが森の中に入っていこうというシーンです。

Harry took out his wand, murmured, Lumos! and a tiny light appeared at the end of it, just enough to let them watch the path for signs of spiders.
Harry Potter and the Chamber of Secrets, P.201, 202

この後どうやって明かりを消したんダロ?と思って物語を追ってみましたが、森の中でヘッドライトをギラつかせたフォード・アングリアに出会い、(そのおかげで不要になった)杖をローブの中に収めておしまいでしたとさ( ´_ゝ`)

His breathing slowing down again, Harry stuffed his wand back into his robes.
Harry Potter and the Chamber of Secrets, P.203 Lines -1

ってか、明かり消してないじゃん(゚ω゚)

ニュクスとヘーメラー

ギリシア神話の夜の女神ニュクスには、ヘーメラーという娘がいて、こちらは昼の女神だったそうです。

ヘーメラーとニュクス
娘のヘーメラー(昼)とは表裏一体をなす存在で、世界の西の果ての地下に館を共有している。ニュクスが世界を巡って夜をもたらしている間はヘーメラーがここに待機し、ヘーメラーが世界を巡って昼をもたらしている間はニュクスがここに待機しているため、二人が共に館にいるのは、昼と夜の境目の一瞬だけである。
ニュクス – Wikipedia

ルーモスとヘーメラーも何らかのつながりがあると完璧だったんですけどネ(‘ω’)

あ、フランスの画家ウィリアム・アドルフ・ブグローが描いたヘーメラーはこちらでご覧になれますよ~
Hemera – Wikipedia”

パブリックドメインの画像をここに貼れない理由は・・・ お察しください(-ω-)