英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第1章-1「うつぶせ」

lie on one’s front で「うつぶせになる」。lie on one’s face や lie on one’s stomach とも。

うつぶせなのか、腹這いなのか、という問題についても突っ込みます!

真夜中近く、ハリーはベッドにうつぶせになり…

It was nearly midnight, and he was lying on his front in bed, the blankets drawn right over his head like a tent, a torch in one hand and a large leather-bound book (A History of Magic, by Bathilda Bagshot) propped open against the pillow.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.7

宿題すら、ダーズリー一家に見つからないよう、真夜中にこっそりやらなきゃいけないハリー。

lie on one’s front で「うつぶせになる」。

実は日本語版ハリポタでは「ベッドに腹這いになって」となっているのですが、そもそも「うつぶせ」と「腹這い」に違なんてあったかしら??

うつぶせと腹這いの違い

というわけで色々と調べてみたところ、総じて

  • 両者ともに腹を下にして横になる点は同じ
  • うつぶせは、頭を下ろして横たわっている
  • 腹ばいは、(必ずしも?)頭を下ろしているわけではない

という違いがあるようです。

ハリーはこの後、「毛布にくるまり懐中電灯片手にまくらに本を立てかけて」お勉強体制に入りますので、頭を下ろしているわけではない「腹這い」の方が状況にはあってそうです。

US版では・・・

front が stomach に変わってました・・・。

It was nearly midnight, and he was lying on his stomach in bed, the blankets drawn right over his head like a tent, a flashlight in one hand and a large leather-bound book …
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban

lie on one’s stomach も同じく「うつ伏せになる」。

結局、英和辞典を引く限りは「腹這い」という言葉にはなりませんでしたねー。

ついでに torch → flashlight という変更も。

そもそも torch で「懐中電灯」だってことに気づいてませんでした(;・∀・)

じゃ、腹這いは英語で?

”腹這い 英語”  で検索した結果、出てきたのが lie on one’s stomach  …
ハハ、元に戻ってますネ。

英和も和英も、うつぶせと腹這いを違いのあるものとして使い分けている雰囲気はなさげです。

上に書いた「うつぶせと腹這いの違い」もあくまで総じてですから。。

文脈に合わせて使い分ければいいのカナ。

おまけ:うつぶせとあおむけ

最後に定番の「うつぶぜ」と「あおむけ」の表現を。

うつぶせ:

lie on one’s front [face/stomach/belly]
lie face down

あおむけ:

lie on one’s back
lie face up

ついでに横向きも:

lie on one’s side