Scottish Shinty – etching circa 1835

英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第12章-1「うっちゃりの呪い…」

日本語版では『うっちゃりの呪い』とされている hurling hex。箒に乗っている人を振り落としてしまう呪いです。しかし「うっちゃり」ではいかにも某国の国技ぽいので、私的には『落馬の呪い』を推します!

なお画像はハーリングから派生したといわれる、スコットランドのシンティというチームスポーツ。単に hurling つながりで持ち出したに過ぎませんが、なんとなくクィディッチの原形ぽい雰囲気も・・・

学期が始まる前の夜、ウッドがハリーを呼び出した

Wood sought Harry out on the night before term started.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.173 Lines -14

sought は seek の過去形(および過去分詞)。
今さらだけど知らなかった・・・辞書引きました(´Д` )

seek out で「探し出す」。タイトルは日本語版ハリポタからの引用なのですけれど、なんで「呼び出した」ことになってるんだろ(・・?)

マグルが重いものを持ち上げる図式

Every night, without fail, Hermione was to be seen in a corner of the common room, several tables spread with books, Arithmancy charts, rune dictionaries, diagrams of Muggles lifting heavy objects, and file upon file of extensive notes;
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.180 Lines -10 to -6

毎晩、談話室の片隅で勉強に余念がないハーマイオニー。

タイトルはこれまた日本語版ハリポタからの引用ですが、ハーマイオニーが学習しているのは、魔法が使えないマグルの代替の学問だと考えると、”マグルが持ち上げる・・・” というよりは、”重いものを持ち上げるときのマグルの図式” の方がイメージにあうかも・・・。

十二回もそんなことがあったあと、マクゴナガル先生は、ハリーがまだ口を開きもしないうちにそう答えた

‘No, Potter, you can’t have it back yet,’ Professor McGonagall told him the twelfth time this happened, before he’d even opened his mouth.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.181 Lines -6 to -4

いい加減ファイアボルトを返してもらえないのか、変身術の授業が終わるたびに尋ねるハリー。

重箱の隅系なのは十分承知の上で突っ込みますと、原文ではマクゴナガルの発言は今回で12回目ですが、タイトルの日本語版ハリポタの訳では13回目ということになってしまいますね!

フリットウィック先生が、あの箒には『うっちゃりの呪い』がかけられているかもしれないとお考えです

‘We’ve checked for most of the usual curses, but Professor Flitwick believes the broom might be carrying a Hurling Hex.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.181 Lines -4 to -2

hurl は「強く投げつける」。Hurling Hex は HP Wiki 英語版によると、

A Hurling Hex (incantation unknown) is a hex that can be applied to a broomstick. It presumably causes the broomstick to attempt to hurl its rider off.
Hurling Hex | Harry Potter Wiki

どうやら、箒に乗っている人を振り落としてしまう呪いのようです。

タイトルは日本語版ハリポタからの引用ですけれど、『うっちゃりの呪い』て・・・。角界カ

『落馬の呪い』とか、そんなやつの方がよくないデスかネ