King Arthur and the Knights of the Round Table

英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第13章-2「サヨナラ、カドガン卿」

”魔法使い版” アーサー王物語 において、円卓の騎士として登場するカドガン卿。実はワイバーンとも戦ったことのある英雄です!

マグル版にはそのような騎士はおりませんけれども(・・;)

第13章のおわりにシリウス・ブラックをグリフィンドール塔の中へ通してしまったせいか、談話室の門番はお役御免に。最後にちょっと彼のことを振り返ってみます!

参考:
アーサー王物語
Cadogan | Harry Potter Wiki

カドガン卿

Sir Cadogan was a sworn Knight of the Round Table, albeit not a very well known one, being only included in wizarding versions of the tales of King Arthur. He is most famous for his defeat of the Wyvern of Wye at great personal risk. Sometime after his death, he was immortalised with a portrait at the end of the Divination corridor in Hogwarts Castle, which displayed the same “insane bravery” as Cadogan did in life.
Cadogan | Harry Potter Wiki

拙訳:

カドガン卿はアーサー王に忠誠を誓った円卓の騎士の一人。とりたてて有名な人物ではないが、アーサー王物語の魔法使い版にのみ登場する。カドガン卿が大変な危険を冒してワイ(訳注:イングランドとウェールズの境を流れるワイ川)のワイバーンに戦いを挑み、敗北を喫したこれを打ち倒したことはよく知られている。死後、卿は肖像画としてホグワーツ城の占い学の廊下の端に掲げられ、永遠の存在になった。卿は肖像画になっても生前と同様の「正気の沙汰ではない勇気」を示した。

River Wye Tintern to Chepstow by Sue Symonds Monmouth Canoe Hire

最初の対決でワイバーン(飛竜)にやられたカドガン卿ですが、すぐさま「正気の沙汰ではない勇気」を示してリベンジを果たしたそうです・・・。

そのうちHP Wiki 日本語版にカドガン卿のストーリーを追加しときまふヽ( ´¬`)ノ
⇒ 2017/7/28 上記の誤訳を修正してアップしました(汗)

カドガンの語源

Name “Cadogan” means “glory in battle” from Welsh cad, “battle” and gwogawn, “glory”, “honour”. In the Mabinogion, a collection of tales from Welsh myth, this name is briefly mentioned as the son of Iddon.
Cadogan | Harry Potter Wiki

拙訳:

Cadogan は「戦いにおける栄光」という意味。ウェールズ語で「戦い」を意味する cad と、「栄光」「名誉」を意味する gwogawn から成り立っている。この名前は、ウェールズの神話を集めたマビノギオンにおいて、Iddon の息子として簡単に触れられている。

Cadogan ですが、WIKIPEDIA(英語版)では Cadwgan でほぼ同じ内容が記載されていました。こちらの方がベースなのかも?

Cadwgan [kaˈduːɡan] is a Welsh given name, meaning “battle glory” (from cad “battle” and gwogawn “glory”). The name occurs in the Mabinogion as the son of Iddon. The name Cadogan is derived from it.
Cadwgan – Wikipedia

どうやらマビノギオンに登場する名前のスペルは Cadogan ではなくて、Cadwgan の方みたいですね。

マビノギオン

マビノギオン、前にどこかで出てきたハズと思って自分のブログを検索しました(笑)
英語で読む ハリーポッターとアズカバンの囚人 第10章-6「ホグズミードの語源」

二度目の遭遇となると、さすがに気になり始めたり。

ケルトのウェールズ地方の住人、カムリ人たちの言語文化の宝とされる物語集「マビノギオン」。ケルト文学の華であり、アーサー王伝説の原形を内包するといわれるこの物語集を、ウェールズ語原典復刻本をもとに初めて完訳。
「MARC」データベースより

内容もさることながら、レビューにある通り「日本人の学者がウェリッシュで原文を読みたいと言う単純素朴ではあるが、強い信念で成し遂げた偉業」というところがスゴイですね(・・;)

久々に食指が動いた一冊でした。

でもちょっとお高いので、欲しいものリストに入れときます(笑)