クイーンズランド大学で1927年より行われているピッチの滴下試験
Photo by Original:John Mainstone, Retouched:Amada44 - Pitch Drop Experiment / CC by SA3.0

英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第12章-9「ピッチ・ブラック」

pitch black に jet black。真っ黒の表現にもいろいろあるようで。
pitch はコールタールの残りかす、jet は樹木が化石化したものです。

上の写真はクイーンズランド大学で1927年より行われているピッチの滴下試験の様子ですが、「最初の1滴が落ちるのに約8年が経過し、2000年に第8滴の滴下が確認された」そうです。なんとも気の長いことですね・・・。

図書館は真っ暗で薄気味悪かった

The library was pitch black and very eerie.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.151

透明マントをかぶって、一人で徘徊中のハリー。

この pitch はコールタールなどの蒸留後に残る黒い色のかすのことで、pitch black で「真っ黒な」「真っ暗な」の意を表します。
pitch black に jet black。真っ黒の表現もいろいろあるものですね。

jet black についてはこちらのエントリで紹介しています
英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第10章-3「クィディッチのルール」

透明マントはハリーの存在そのものを消してくれるわけではない

They couldn’t see him, of course, but it was a narrow corridor and if they came much nearer they’d knock right into him – the Cloak didn’t stop him being solid.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.152

スネイプとフィルチが近づいてくるのに気づき、固まってしまったハリー。

直訳すると「透明マントはハリーが固体であることを止めてはくれない」。

つまり姿は見えなくしてくれるけど、ハリーは普通に存在している(だから二人にぶつかってしまう)ってことですね。