英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第10章-4「ハロウィーン」

みんなが足早に通り過ぎる中、誰かがハリーにぶつかってきた

Someone knocked into Harry as they hurried past him. It was Hermione.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.127

チャームの授業が終わってロンと移動中のハリー。

ぶつかってきた「誰か」はハーマイオニーだとあるので、上記の him はハリーを指すよりほかなく、となると they はハリーとロンのことではなくて、ほかの生徒たちのことだと解釈してタイトルのように訳してみました。

これ、日本語版では

誰かがハリーにぶつかり、急いで追い越していった。
ハリー・ポッターと賢者の石, P.251

となっています。

as は同時性の意味が強いため、このような訳し方も可能ということでしょうかね。

この後、ハリーがハーマイオニーの泣いてる横顔を見ちゃった という描写が続くので、彼女が「追い越していった」方がわかりやすいということなのかも。

そのせいで、かぼちゃの中のろうそくの灯が瞬いていた

… making the candles in the pumpkins stutter.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.127

ハロウィーンの飾りつけがされた中、たくさんのこうもりが大ホールで飛び交い、そのせいでろうそくの灯が・・・というシーン。

stutter は「どもる」「ガタガタ音を立てる(音を立てながら進む)」などの意味がありますが、英々辞書で

to proceed or operate with spasmodic interruptions or repetitions
The Free Dictionary

とあり、不規則な中断や繰り返しを伴う動作 全般を指します。

ここでは candle が stutter なので、灯が瞬くとしてみました。

ハリーはベイクドポテトを皿にとって食べようとしていた

Harry was just helping himself to a jacket potato when Professor Quirrell came sprinting into the hall,
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.127

イギリスでは jacket potato、アメリカでは baked potato、日本ではベイクドポテトですね。

US版では当然ながら baked potato に変更されていました。

日本語版も ベイクドポテト だったといいたいところですが、「皮付きポテト」。微妙にカタい(笑)