photo credit: Flaming pudding via photopin (license)

英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第12章-7「燃え上がるクリスマス・プディング」

大ホールでのクリスマスのごちそう。

七面鳥に続いて出てきたのは Flaming Christmas puddings。文字通り燃え上がってるんです!

七面鳥に続いて出てきたのは、燃え上がるクリスマス・プディングだ

Flaming Christmas puddings followed the turkey.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.150

イギリスではクリスマス・プディングにブランデーをかけて火をつけるという習慣があり、その様子を flaming christmas puddings と表現しています。

ちなみに日本語版ハリポタでは以下のように。

七面鳥の次はブランデーでフランべしたプディングが出てきた
ハリー・ポッターと賢者の石, P.298

説明のためにブランデーを補ってありますね。でもフランベって、聞いたことがなくてわかりませんでした。

フランベ(フランス語: Flambé)とは、調理の最後にアルコール度数の高い酒をフライパンの中に落とし、一気にアルコール分を飛ばす調理法。
ウィキペディア

少年・少女も読むってことを考えると、

七面鳥に続いて出てきたのは、ブランデーを垂らして火をつけたクリスマス・プディングだ

くらい説明的な方がいいかも知れませんね。

パーシーは取り分けられたプディングの中に入っていたシックル銀貨で歯を折りそうになった

Percy nearly broke his teeth on a silver Sickle embedded in his slice.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.150

ここは文字通り訳して問題ないのですが、そもそも、なぜプディングの中に銀貨が入っているのか?

これは、作るときにプディングの中に銀貨を埋め込んでおいて、これを引き当てた人はいいことあるよ~というしきたりがあるそうです。

つまりパーシーは超ラッキーってことですね(歯を折りそうになったけど)。

七面鳥のサンドウィッチ、クランペット、トライフル、クリスマスケーキの早めの夕食をとると、

After a tea of turkey sandwiches, crumpets, trifle, and Christmas cake,
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.150

tea は普通は「紅茶」ですが、ここでは「サンドウィッチ、ケーキ、飲み物には紅茶で頂く早めの夕食」を指します。

high tea になると、これに肉料理がつきます。

主に英国の習慣だというわけで、US版では tea ⇒ meal に変更されていました。

クランペット

片面に小さな穴が開いた一種のホットケーキ。焼いてバターをつけて食べます。

トライフル

ウィキペディアからの引用で。

トライフル(Trifle)は、イギリスのデザートで、カスタードやスポンジケーキ、フルーツなどを器のなかで層状に重ねたもの。クリスマスにも供され、重い食べ物であるクリスマスプディングの軽い代替物とされる場合もある。
トライフル – Wikipedia

ちなみに、trifle には「つまらないもの」「くだらないこと」の意味もあったりします。