ヨーロッパヤマネ

英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第4章-8「ヤマネ」

ハグリッドのコートの中の dormouse。

正確にはヤマネじゃなくて、ヨーロッパヤマネみたいですよ。

バーノンおじさんは戦わずに降参するつもりはなかった

But Uncle Vernon wasn’t going to give in without a fight.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.47

ハグリッドにぺしゃんこにされながらも、まだ抵抗を続けるバーノンおじさん。

give in は、「負けを認める」「降参する」。

いや~、しかしこのセリフ、某有名ロックバンドの曲を思い出させますね~

Hey you, don’t help them to bury the light
Don’t give in without a fight.
‘Hey You’ from ‘The Wall’/ Pink Floyd

閑話休題。ちなみに日本語版の訳は、

だが、おじさんはおとなしく引き下がりはしなかった。
ハリー・ポッターと賢者の石, P.90

さすがにこなれてますね。

7年もたてば見違えるようになるだろう

Seven years there and he won’t know himself.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.47

ハグリッドがハリーを評して。

7年もたって、自分のことさえわからなかったら困りますよね(笑)。

7年間十分学んだら、大きく変わってしまい、自分自身にさえわからないくらいだろう という意味で、he won’t know himself という表現になっています。

ポケットにゃヤマネが何匹か入っとるからな

I think I still got a couple o’ dormice in one o’ the pockets.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.48

ハグリッドがハリーにコートを渡して、「モゾモゾしても気にするな、ヤマネがおるから」というシーン。

dormice は dormouse の複数形です。mice, mouse の関係と同じですね。

ヤマネ

dormouse は辞書では確かに「ヤマネ」という語も出てくるのですが、ヤマネは厳密には別名「ニホンヤマネ」といって日本固有の種を指します。

ヤマネ、漢字で書くと「山鼠」。どおりでハリーポッターの世界では違和感を覚えるはずだ(笑)

ヨーロッパヤマネ

ヨーロッパヤマネ

WIKIPEDIAの Dormouse の解説では、イギリス固有の種は hazel dormouse だとあったので、hazel dormouse で訳語を調べると、「ヨーロッパヤマネ」でした。

正解らしきものはこれかな。