英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第2章-1「カップボード」

あれから10年。ダーズリー家でのポッターの暮らしぶりは・・・

もう起きただろうね?

‘Are you up yet?’
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.19

ペチュニアが階段下のカップボード(物置)の下で寝ているハリーをたたき起こすところ。

yet については英文法では頻出ですが、復習も兼ねて書いておきますと、

  • 疑問文で、「すでに、もう」
  • 否定文で、「まだ・・・ない」

なので、この場合の素直な訳は「もう起きただろうね?」ですが、日本語版ハリポタでは

まだ起きないのかい?
ハリー・ポッターと賢者の石, P.33

となっています。

こういう言い換え?は翻訳ではよくあるようですが、この場面ではペチュニアのきつい性格を強調する表現になっていますね。

ハリーはああ見えて、実はとってもすばしっこいんだ

Harry didn’t look it, but he was very fast.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.20

ハリーはダドリーのパンチバッグだけど、簡単にはつかまらないよといっているところ。

look あるいは look it で調べてもなかなかズバリの説明がなかったのですが、決まった使い方で

may not look it, but

「ああ見えても実は」という意味になるようです。たとえば、

Alfa, Bravo. They may not look it, but they are brothers!

「アルファとブラボーは、ああ見えても実は兄弟だ!」 など。