英語で読む ハリーポッターと賢者の石 第15章-5「ケンタウロス」

半人半馬の centaur 「セントール」。

しかし日本語版ハリポタでは「ケンタウロス」。

英語読みが「セントール」で、ギリシア語読みが「ケンタウロス」ということみたいですね~

彼はロナン、ケンタウロスだ

An’ this is Ronan, you two. He’s a centaur.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.184

「ここにいるべきではない何者か」 が消えた後に、脅かすように現れたのはケンタウロスのロナン。

辞書には「ケンタウロス」で載ってることが多いようですが、セントールもそれなりに市民権あると思いマス!

参考までに、いくつか読み方を。

表記 読み
ギリシア語 Κένταυρος ケンタウロス
英語 Centaur セントーア
フランス語 Centaure サントール

罪のないものが最初に狙われる。これまでもそうだったし、今もそうだ

‘Always the innocent are the first victims,’ he said. ‘So it has been for ages past, so it is now.’
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.185

「ユニコーンが襲われている。何か見なかったか?」というハグリッドの問いに、含みをもったロナンの答え。

文頭の so は「だから」と解釈したくなりますが、ここは先行する文の内容を受けて so が文頭に来るパターンです。

このように無理やり書き換えると、わかりやすいかも。

‘It has been so for ages past, it is so now.’

星座オタクめ、月より近いものには興味がないときた

Ruddy star-gazers. Not interested in anythin’ closer’n the moon.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.185

ケンタウロスたちと別れた後にブツブツいうハグリッド。

ruddy は「血色の良い」「赤い」。しかしここは口語で「いまいましい」の意味。

star-gazer は「星を眺める人」「天文学者」。

後半のハグリッド語を標準語に直しておきマス!

Not interested in anything closer than the moon.

ああ、かなりな。普段は身内で固まっておるが、

Oh, a fair fewKeep themselves to themselves mostly, but they’re good enough about turnin’ up if I ever want a word.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.185

セントールってたくさんいるの?とハリーに聞かれて、答えるハグリッド。

keep oneself to oneself で「人付き合いを避ける」「閉じこもる」。

a fair few = quite a few ?

a fair few が辞書に出てこないのですが、HiNative という「ネイティブ・スピーカーに質問ができるサイト」に、以下のQAが載ってました~

quite a few と a fair few はどう違いますか?説明が難しい場合は、例文を教えて下さい。
> They both mean “a reasonable number”.
HiNative

これが正しければ a fair few は quite a few「かなりの数の」と同じ意味ということですネ。

ちなみに日本語版ハリポタでは、

ああ、まあまあだな・・・たいていやっこさんたちはあんまり他のやつとは接することがない。
ハリー・ポッターと賢者の石, P.373

「まあまあだな」ということに。

判断は・・・ お任せします(・_・;