ハリポタで学ぶ! silkily の意味と使い方

silkily を英英辞書で引くと in a silky manner です!・・・

って、これでは身も蓋もないので silky の定義から借用して silkily 用に書き換えると、こんな感じかと。

  1. in a very soft, smooth, or shiny manner
    “the young wheat shone silkily”
  2. in a very soft and gentle manner
    “`Darling,’ she said silkily”

1番目は「すべすべつやつや」、2番目は「優しくささやくような感じ」。

結論から先に書いておきますと、ハリポタではすべて2番目の例文の  said silkily という表現が使われています。

ただし例のような「お熱い」雰囲気ではなく、だいたい悪役が猫なで声でささやくシーンです。

よどみなく言い放った

『ハリー・ポッターと賢者の石』 第12章「みぞの鏡」より、

‘Be that as it may, fighting is against Hogwarts rules, Hagrid,’ said Snape silkily.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.144

「そうだとしても、喧嘩はホグワーツの校則違反だろう、ハグリッド」スネイプがよどみなく言い放った
ハリー・ポッターと賢者の石, P.286

むむ。よどみなくか。

スルリと?言い放った

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 第9章「恐怖の敗北」より、

‘Detention, Weasley,’ Snape said silkily, his face very close to Ron’s.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.129

「処罰だ。ウィーズリー」スネイプは顔をロンにくっつけるようにして、スルリと言い放った
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人, P.224

さすがにスルリはないかと(´Д`;)

猫撫で声になった

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 第1章「リドルの館」より、

‘Wormtail, Wormtail,’ said the cold voice silkily, ‘why would I kill you? (snip) …’
Harry Potter and the Goblet of Fire, P.16

「ワームテール、ワームテールよ」冷たい声が猫撫で声になった
「なんでおまえを殺す? (省略) ・・・」
ハリー・ポッターと炎のゴブレット, P.20

あ、ここに来て正統派的な訳に!

滑らかに言った

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 第27章「ケンタウルスと密告者」より、

‘I think, Minister,’ said Umbridge silkily from beside him, ‘we might make better progress if I fetch our informant.’
Harry Potter and the Order of the Phoenix, P.539

「大臣閣下」すぐ脇で、アンブリッジが滑らかに言った。「通報者を連れてきたほうが、話が早いでしょう」
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団, P.300

しごく真っ当ですね(・・)

まとめ

ハリポタで使われている silkily は全部で7つ。

そのうち5つがスネイプで、残りの2つは上の例文にも出てきたヴォルデモートとアンブリッジです。

キャラクターの登場頻度に違いがあるとはいえ、スネイプのヒールっぷりも中々ですね~

J.K.R.さんは、said Snape の次に silkily と半自動でタイプしてるんじゃないでしょうか(笑)