ハリポタで学ぶ! onlyの意味と使い方

only という単語は置かれる場所がちょっと違うだけで意味がずいぶん変わります。

副詞としての only

ハリー・ポッターと賢者の石 第14章「ノルウェー・ドラゴンのノーバート 」から、ドラゴンのノーバートがハグリッドにじゃれて?かみついたりしている場面です。

Aargh! It’s all right, he only got my boot — jus’ playin’ — he’s only
a baby, after all.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.175

誤訳

結局のところ、あいつはただ一人の(一頭の/唯一の)赤ん坊だからな

後半を上記のように訳すと誤訳になってしまいます。
この only は副詞として使われていて、「ただ…だ」「…に過ぎない」という意味です。

正解

結局のところ、あいつは赤ん坊に過ぎないからな

正しくは上記の通りです。日本語版では以下のように訳されています。

ウワーッ! いや、俺は大丈夫。ちょいとブーツをかんだだけだ……ジャレてるんだ……だって、まだ赤ん坊だからな
ハリー・ポッターと賢者の石, P.350

えっ?文章の前半にも only があるって? バレちゃいましたか(^_^;
これも副詞としての使い方ですが、使われ方や文脈からいって間違わないだろうと思いスルーしました。

形容詞としての only

he’s an only baby, after all

only を baby の前に持ってくると形容詞的としての使い方になり、「ただひとりの」「唯一の」という意味になります。

なお an only baby, an only child という言葉は「一人っ子」という訳語があてられることが多いようです。