ハリポタで学ぶ! had betterが「した方がよい」ってホント?

had better は義務教育で「した方がよい」と習いましたし、確かにそういう訳に落ちつくことも多いです。

しかし実は、単にそうすることをすすめるよ~という前向きな提案ではなく、「しないと困ったことになるゾ」という警告のニュアンスを持っています。

では had better の3つのパターンについて、実際の使われ方を見てみましょう。

  • had better:した方がよい
  • had better の否定文:しない方がよい
  • had better の疑問文:した方がよいのでは?

had better : した方がよい

その1

ハリー・ポッターと賢者の石 第6章「9と3/4番線からの旅」より、ホグワーツ行き列車の客室内でハーマイオニーがハリーとロンに向かって。

You two had better change, you know, I expect we’ll be there soon.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.80

「もうすぐホグワーツに着くから着替えといたほうがいいわよ」

その2

ハリー・ポッターと賢者の石 第15章「禁じられた森」より、間一髪のところでハリーを救ってあげたケンタウロスのセリフ。

‘You are the Potter boy,’ he said. ‘You had better get back to Hagrid. The forest is not safe at this time – …’
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.187

「ハグリッドのところに戻ったほうがいいだろう。今森の中は安全ではない」

その3

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 第8章「太った婦人の逃走」より、マクゴナガル先生からハリーへの指令。

You had better hurry, or you’ll be late for your next lesson.
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, P.113

「急いだほうがいいでしょう、さもないと次の授業に遅れますよ」 (急がないと次の授業に遅れますよ)

had better の否定文:しない方がよい

「しない方がよい」は had better not ~ となります。not の位置に注意してください。

ハリー・ポッターと賢者の石 第12章「みぞの鏡」より、図書館でフラメルのことを調べているハリーたち。

He, Ron, and Hermione had already agreed they’d better not ask Madam Pince where they could find Flamel.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.146

「マダム・ピンスにフラメルのことを聞かない方がよいだろうということで、3人の意見は一致していた」

had better の疑問文:した方がよいのでは?

「した方がよいのでは?」は Hadn’t you better ~? となります。
not がつくのは、「した方がよいのではないか?」という日本語と対応していると思えば納得ですね。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 第9章「闇の印」より、マルフォイがハリーたち3人を意地悪くからかっているところ。

Hadn’t you better be hurrying along, now? You wouldn’t like her spotted, would you?
Harry Potter and the Goblet of Fire, P.110

「君たち急いで行ったほうがいいんじゃないのか? ハーマイオニーが見つかったら困ったことになるぞ」

まとめ

以上、had better の例文を見てきましたがいかがでしょうか?

どの例も、「おすすめ」行動をとらないとまずいことになるゾって感じが出てますね!

なお had better は上から目線の軽い命令に近いので、間違っても目上の人には使わないようにしましょう(^_^;