ハリポタで学ぶ! 3つのクラッシュ(crash, crush, clash)

日本語で一口にクラッシュといっても、英語では crash, crush, clash と3つの単語があります!

発音とざっくりとした意味は以下の通りです。

発音記号 意味
crash kr’æʃ 大きな音を立てて衝突する
(航空機が)墜落する
(コンピュータが)クラッシュする
crush kr’ʌʃ つぶれる、くしゃくしゃになる
clash kl’æʃ 意見の異なるグループが衝突する
(金属的な音を立てて)ガチャンと鳴る

ちなみに発音記号は英語で phonetic symbol といいます。

ハリー・ポッターで実際の使われ方を見てみましょう。

crash

crash はもの同士が物理的にぶつかる、衝突するイメージの言葉です。

ドシン、ガチャンなど、衝突するときの音も指します。

衝突

ハリー・ポッターと賢者の石 第2章「消えたガラス」より、ハリーが、夢の中でオートバイが空を飛ぶのを見たというのを聞いて、敏感に反応するダーズリー氏。

Uncle Vernon nearly crashed into the car in front.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.24

「バーノンおじさんはあやうく前の車に衝突しかけた

衝突音

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第2章「ドビーの警告」より、ハリーがどうしても学校に行くつもりだと知ったドビーが、一騒動起こすために・・・。

The pudding fell to the floor with a heart-stopping crash.
Harry Potter and the Chamber of Secrets, P.20

「プディングは心臓が止まりそうな音を立てて床に落ちた」

crush

crush はもの同士がぶつかり合うのではなくて、どちらかがもう一方を押しつぶすようなイメージの言葉です。

絞め殺す

ハリー・ポッターと賢者の石 第2章「消えたガラス」より、昼食の後で爬虫類館へ向かったハリーたち。

Dudley and Piers wanted to see huge, poisonous cobras and thick, man-crushing pythons.
Harry Potter and the Philosopher’s Stone, P.25

「ダドリーとピアーズはバカでかい毒蛇のコブラや、丸太のような太さで人を絞め殺してしまうニシキヘビを見たがっていた」

踏んづける

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第15章「アラゴグ」より、クモの跡を追って森の中へと分け入っていくハリーたち。

Something wet touched Harry’s hand and he jumped backward, crushing Ron’s foot, but it was only Fang’s nose.
Harry Potter and the Chamber of Secrets, P.202

「何か湿ったものが手に触れ、ハリーは後ろに飛びのいた拍子にロンの手を踏んづけた。ファングの鼻だった」

一目ぼれ・夢中

ちょっと毛色が違いますが、crush には一目ぼれ・夢中という意味もあります。

I have a crush on you.

「私はあなたに夢中なの

clash

clash は思想・考えのことなる人物やグループがぶつかりあうイメージの言葉です。けんか、戦い、戦闘などをイメージしてもよいかと。

対立

ハリー・ポッターと死の秘宝 第25章「貝殻の家」より、グリフィンドールの過去の栄光を回想中のハリー。

Gryffindor had been the champion of Muggle-borns, the wizard who had clashed with the pureblood-loving Slytherin.
Harry Potter and the Deathly Hallows, P.410

「グリフィンドールはマグル出身者を擁護した魔法使いで、純血を愛するスリザリンと対立した