Fawcett street, London

英語で読む ハリーポッターと炎のゴブレット 第6章-6「フォーセット家」

チケットが取れず、クィディッチ・ワールドカップに行けなかったフォーセット家。

一族の中で知られているのは一人しかいません。それは・・・

フォーセット家はチケットが取れなかったんだ

‘No, the Lovegoods have been there for a week already and the Fawcetts couldn’t get tickets,’ said Mr Diggory.
Harry Potter and the Goblet of Fire, P.68 Lines -2, -1

そろそろポートキーで移動する時刻。

まだほかに誰か来るのかとウィーズリー氏に聞かれ、ラブグッド家は現地に到着済み、フォーセット家はチケットが取れなかったと答えるエイモス・ディゴリー。

ここではメジャーなラブグッド家はおいといて、フォーセット家に突っ込みマス!

Fawcetts

フォーセットという名前の人物、過去に登場したのは一度だけ。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第11章 決闘クラブ で、ギルデロイ・ロックハートが決闘の結末を見て回るシーンでした。

‘Dear, dear,’ said Lockhart, skittering through the crowd, looking at the aftermath of the duels. ‘Up you go, Macmillan … careful there, Miss Fawcett … pinch it hard, it’ll stop bleeding in a second, Boot …
Harry Potter and the Chamber of Secrets, P.144 Lines -19 to -16

どうやらハリーの同級生でミス・フォーセットという女生徒がいたみたいですね。

ところで、今更ながらこのシーンの日本語訳にツッコミ入れちゃいました!

気になる方はこちらを~

英語で読む ハリーポッターと秘密の部屋 第11章-4「決闘クラブ」
duel で「決闘」「対決」。しかしデュエルと聞くとどうしても、スピルバーグ監督のDUEL「激突」を連想してしまいます(笑)

Miss Fawcett = S. Fawcett ?

そのミス・フォーセットですが、実は Harry Potter Wiki には S. Fawcett と書かれています。
Fawcett | Harry Potter Wiki

ハリーポッターシリーズでは Miss Fawcett としか記述されてないため、根拠を調べてみるとこのような記述を見つけました。

The book Quidditch Through the Ages, written by the author of the series, has a library card on the fly-leaf, with a list of students who had taken the book out and the due dates. One “S. Fawcett” had borrowed the book, and was to return it on the 16th of September.
Muggles’ Guide to Harry Potter/Characters/Fawcett

また出た『クィディッチ今昔』!

この本の fly-leaf 「見返し」に、図書館の貸し出しカードがついていて、そこに S. Fawcett のサインがあるようです。

なんだヨ~、そんなのわからネーヨ~

でもこれで終わりじゃなかったです(;・∀・)

Quidditch Through the Ages

なぜかというと、手元にある Bloomsbury 版QTAの貸し出しカードを見ても S. Fawcett など載ってナイ!

ナイわ~と思いつつ探し続けると、Scholastic 版に S. Fawcett が記載されてるのを発見しました・・・。

2つの出版社のQTAを見比べてみると、なんということでしょう、貸し出し記録がガラリと変わってるではないですか( ̄◇ ̄;)

発行の古い順に内容を紹介しますと…

Scholastic 2001

Name Date due
O. Wood 9 April
B. Dunstan 16 May
M. Flint 22 June
C. Diggory 3 July
A. Johnson 19 July
E. Macmillan 12 August
T. Boot 21 August
S. Fawcett 16 September
K. Bundy 10 October
K. Bell 19 October
C. Warrington 13 November
J. Dorny 5 December
T. Nott 22 January
S. Capper 31 January
M. Bulstrode 6 February
F. Weasley 15 February
H. Granger 2 March
H. Potter 11 March

S. Fawcett はこちらの方に登場します!

Bloomsbury 2017

Name Date due
R Weasley 08 JAN
n longbottom 18 FEB
S.Bones 04 MAR
H.Granger 14 MAR
Padma Patil 24 MAR
E Macmillan 29 MAR
M.Bulstrode 13 APR
H.Granger 02 MAY
D.Malfoy 05 MAY

Bloomsbury は Scholastic 2001年版とまったく別物ですネ!

貸し出し記録の違い

これは出版社によるもの、つまりUK版(Bloomsbury)・US版(Scholastic)の違いかと思ったら、半分当たりで半分ハズレでした。

なんでも 2009 edition (UK) で、貸し出し記録が変わったのだとか(Bloomsbury 2017 相当のものに)。
Quidditch Through the Ages (real) | Harry Potter Wiki

2009 edition (UK) がどこの出版社のものかは明記されてませんでしたが、UKなので Bloomsbury と考えるのが妥当かと。

恐らくですが、Bloomsbury 版QTAは2009年を境に貸し出し記録が変更されたのでしょうね。

Scholastic 版については情報がなくて、現状どうなっているのか不明です。

 

ちなみに Bloomsbury 2017年版はこれ↓

Bloomsbury のもっと古いものや、Scholastic のものは国内の Amazon には見当たらず。

Scholastic 2001年版は表紙全体が緑色のものです。

参考に、同じデザインの日本語版です。

最近の日本語版で貸し出し記録がどうなっているかは、Scholastic 版同様、定かではありませんけども(・・;)