Photo by David Wright - Mullion and Transom Window/ CC by SA2.0

英語で読む ハリーポッターと秘密の部屋 第15章-3「縦仕切りの窓」

mullion で「窓の縦仕切り」。正確には窓の桟(さん)とは別物のようです。

城壁を暖めている太陽も、縦仕切りの窓に遮られて城の中までは届かないかのようだった

With Dumbledore gone, fear had spread as never before, so that the sun warming the castle walls outside seemed to stop at the mullioned windows.
Harry Potter and the Chamber of Secrets, P.197

マルフォイパパの策略により、ホグワーツからダンブルドアがいなくなったことで恐怖がいや増しているというところ。

mullion_and_transom_window

Mullion and Transom Window

mullioned を辞書で引くと「中方立ての」。中方立て て、そんな単語知らんわ(笑)。これは建築用語ですね。

mullion で調べると「中方立て」「窓の縦仕切り」。これでようやく何のことかわかりました。

写真の窓の縦の仕切りを mullion 「方立て(ほうだて)」といい、横の仕切りを transom 「無目(むめ)」と言います。

ちょっと長くなりますが、ウィキペディアから引用すると、

方立(ほうだて、英語: mullion)とは、建具の用語である。左右につながった窓(連窓)や側部に明り取りの窓がついたドアでは左右を仕切る部材を、カーテンウォールでは縦桟(さん)部材を指して言う。

方立は構造的要素であり、隣接する窓ユニットを仕切る。方立は二枚ドアを垂直に仕切ることもある。

方立は様々な材料から作成されるが、木材やアルミニウムが最も一般的である。ただし石材が窓の仕切りとして使われることもある。方立は垂直な要素であり、水平に使われる無目としばしば混同される。この言葉は「桟」と混同されることもあるが、こちらはサッシを小さなパネルや明り取りに仕切る小さな木あるいは鉄の部材を指す単語である。
方立 – Wikipedia

「方立て」は垂直な要素であり、水平に使われる「無目」や、「桟」と混同しちゃならねーってところがポイントです。

 

実は日本語版ハリポタでは、

陽射しが城壁を暖めても、窓の桟が太陽を遮っているかのようだった。
ハリー・ポッターと秘密の部屋, P.394

と、「窓の桟」という表現になっています。。。わかった上で、あえて桟と表現したのかも知れませんけど。